日本政策金融公庫から融資を受けた記録【手順や期間等の体験談】

ビジネスを営んでいらっしゃる方であれば、ご存知の方も多いと思いますが、政府系の金融機関「日本政策金融公庫」という銀行から融資を受けたときのことをシェアさせて頂きます。

私は、サイドビジネスでネット物販をしておりますが、年末商戦に向けて仕入を拡大すべく、融資を受けることができました。

最近は、働き方改革やインターネットの発展で、個人でもビジネスをする方も増えておりますが、ある程度まで行くと資金量の壁で頭打ちになっている方もいらっしゃると思います。

そのような方で、公庫からの融資を検討されている方のお役に立てば幸いです。

日本政策金融公庫へのアプローチ

日本政策金融公庫は、全国に支店や営業所があるため、お近くの拠点に訪問することもできるのですが、都市銀行並みには数も多くないですし、いきなり行くには少し敷居が高そうです。

そこで、私は、地元の商工会議所のスタッフの方に、まずは融資の相談をし、その上で、公庫のご担当をご紹介いただく、という形をとりました。

実は、以前に確定申告などの相談のために、商工会議所の会員となっていたのですが、半期で3000円程度を払えば、無料で色々な経営相談等にも応じて頂けるので、融資を考えている方以外でも入会のメリットはあると思います。

商工会議所での面談

まずは、商工会議所の方に電話で連絡をいれ、融資の相談をしたい旨説明し、アポを取ります。

その後、商工会議所に訪問し、商工会のスタッフの方と面談します。

電話の時点で、2期分の確定申告の書類を持ってくるように言われたので、そのとおりに書類を持参した上で、事業概要や売上、利益など数字の話をします。

また、私は個人事業主なので、持ち家や車のローンの有無、それ以外の借り入れ状況なども詳しく聞かれました。

(ちなみに私の場合、家、車のローンを組んでおりますが、それ以外の借り入れは無しです。)

その後、まずは商工会の方から、公庫へ連絡を入れていただき、面談の日程調整をしていただくことになります。

日本政策金融公庫の担当者との面談

商工会議所の方より、面談日には下記を持参するように事前に連絡がありました。

持参物:

  1. 運転免許証(本人確認のため)
  2. 確定申告書類2期分(税務署に提出した一式)
  3. 事業用通帳+生活で使っているメインの通帳
  4. 1月以降の月別の売上
  5. 認印
  6. 住宅ローン返済予定表

面談の際、上記以外に下記の書類を後日提出することになりましたので、事前に用意しておくと良いかもしれません。

追加提出物:

  1. 電気、ガスなどの支払いをしているクレジットカードの明細(直近3か月)
  2. 固定資産税を支払った際の領収書(持ち家の人の場合)

公庫との面談は、地元商工会議所にて、商工会の方にもご同席いただき、3名での面談となりました。

面談ということで、私の場合は、念のため、スーツを着用して臨みましたが、商工会の方も公庫の方もスーツだったため、今後面談をされる方は、スーツの方が無難かも知れません。

私の面談をしてくれた方は、にこやかな感じの非常に感じの良い方でしたので、終始なごやかな面談となりました。

基本的には、前回の商工会の方との打合せと同じような内容で、ざっくりとした事業概要や業績の説明などを行い、先方からの質問に答える、というスタイルでした。

事業に関するプレゼン資料なども必要ないのですが、私の場合はネットでの物販ビジネスなので、ノートPCを持参し、実際の商品の画面やツールの管理画面などをご覧いただきながら説明をさせてもらいました。

最後に、融資の希望金額と振込日の希望を聞かれましたが、どちらも希望に沿えるかはわからないが検討します、とのことでした。

ということで、面談は終了し、審査結果を待つことになりました。

ちなみに私は、いわゆるマル経融資(小規模事業者経営改善資金)というものでは無く、普通融資という、マル経融資よりは少し金利が高い融資となりました。

(マル経融資は、書類や手続きも煩雑で、融資までかなり時間がかかるそうです)

しかし、注意点がひとつ。

私の場合は、副業OKの会社で会社員をしながらサイドビジネスをしているのですが、副業規定などに引っかかる場合は、融資不可とのことですので、会社に黙って副業されている方は、公庫からの融資は難しいそうなので、ご注意ください。

会社に電話確認される場合もあるそうです。

審査結果

面談の日からちょうど1週間後に、商工会議所の方からメールをいただき、審査の結果、希望金額満額で審査が通ったとの連絡がありました。

その際、本来であれば審査にはもっと時間がかかるが、商工会経由のため、1週間というかなり短い期間で融資を決定してもらったとのことでした。

ということで、やはり直接、公庫へ融資に相談に行くよりも、まずは地元の商工会に相談してみる方が、色々な面でメリットがありそうですね。

その後、公庫より郵送にて、正式な申込書類が到着します。

ちなみに、書類到着は、融資決定の連絡から3営業日後の到着となりました。

書類提出

到着した書類は、正式な借用書と銀行口座確認書となります。

また、自分で用意する書類としては印鑑証明書が必要となります。

借用書には実印での押印が必要なので、実印が無い方は印鑑を購入し、役所へ行って印鑑登録という手続きが必要になります。

印鑑登録をした後、印鑑証明書を発行することができるようになります。

銀行口座確認書については、書類と振込口座のある銀行の銀行印を当該銀行の窓口へ持参すれば、口座確認書に銀行での受付印を押してもらえます。

また、借用書に明記されている金額の収入印紙を購入し、借用書に貼付します。

収入印紙について、少額のものはコンビニでも販売しておりますが、高額の印紙はコンビニでは取り扱っていないことが多いので、郵便局で購入することをおすすめいたします。

書類への記入、押印が終わりましたら、いよいよ送付ですが、郵便局に行って書留で送る必要がありますので、こちらについてもご注意ください。

  • 印鑑登録
  • 印鑑証明書発行
  • 銀行での口座確認書の手続き
  • 収入印紙購入
  • 書留で郵送

上記の手続きは、平日の日中でないと対応できないため、副業の方は、お休みを取るなどして、一気に片付けた方が良いかも知れませんね。

(私も、休んで一日で片付けました)

ちなみに、私の場合は、用紙到着から2営業日に郵便局で書留を発送しました。

着金

用紙発送日から4営業日後に、無事、指定の口座に指定の金額が振り込まれておりました。

(振込手数料は引かれた金額となります)

ちなみに、公庫の担当の方と面談をさせてもらった日から起算して、14営業日後に着金されました。

ただし、今回の場合は、かなり急いでいることを伝えた上、商工会の方と公庫の方がかなり良い関係だったことで、そのことも影響しているものと思われます。

後日、商工会の方に御礼に伺ったところ、かなり早い方ということで、通常はもっと時間がかかるとおっしゃっておりました。

なお、商工会の方や公庫の方へ、御礼のお菓子など持っていった方が良いか?ということが気になる方がいるかと思いますが、商工会の方に確認した所、「必要ない」とのことでした。

いまは、コンプラが厳しいので、むしろ持って来られても困るようなレベルのようです。

まとめ

ということで、以上が、私が日本政策金融公庫から融資を受けた際の、全ての記録となります。

最後に、今回、融資を受けてみた後の感想を書かせていただきますね。

  • 融資と聞くとかなりハードルが高そうだが、かなり低かった。
  • 思ったよりも借り入れまでがスピーディー(3週間弱)だった。
  • 面談も堅苦しく無く、フレンドリーな感じで通常の商談のような感じだった。
  • 無担保な上に、低金利なので、事業をやる人は絶対に利用すべきと思った。

ということで、日本政策金融公庫から融資を受けようと考えている人に、この記事が少しでもお役に立てましたら幸いでございます。

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